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月刊リビング・ビジネス

販売最前線

肌触りの良いパジャマが人気

パジャマと寝具をコーディネート
パジャマと寝具をコーディネート

 

 快眠を求めパジャマにこだわる人が徐々に増えてきた――。西武池袋本店7階の寝具寝装用品・パジャマ売り場では、レディース、メンズとも素材にこだわったパジャマを多く品ぞろえし、快適で上質な眠りを提案している。関連製品としてベストやポンチョ(肩当て)、ガウンなどもそろえる。

 主な客層は50代・60代の女性。インテリア雑貨部寝具係の萬代友里恵・販売リーダーは「以前からパジャマを愛用する人が、より良い素材・肌触りのものをお買い求めになる傾向が強まっている」と話す。売れ筋価格は1万~2万円ほどだ。

 冬場は保温性の高い機能素材使いも動くが、綿100%を中心とする天然繊維使い、中でもガーゼ素材は季節を問わず人気だという。大手タオルメーカー卸が独自に開発したガーゼ素材のものは、三重ガーゼで空気層をはらみ、ふっくら暖かいと好評だ。

 デザイン的にはテーラードのオーソドックスなタイプより、ごみ出しなどちょっと外へ出ても違和感のないルームウエア感覚のタイプが売れ筋。この冬は、コートとして外にも羽織って行けるようなキルティングタイプのガウンも人気商品となっている。

 1月中旬には売り場を再編した。それまで一緒に展開していたエプロンをキッチン用品のゾーンへ移動。その分スペースも広がりパジャマ単独のコーナー展開を実現した。「眠りのシーンの中で寝具からパジャマへとつなげ、お客さまにわかりやすく選びやすい構成にした」と言う。

 売り場再編から2週間弱と日はまだ浅いが、パジャマ目的買いの人だけでなく、寝具を購入するついでに立ち寄る人も増えてきた。寝具売り場のほぼ中央に新たなVPスペースも設け、パジャマや寝具などをコーディネートして見せる。

 今後はVPを生かし季節感やパジャマを軸にした演出など、より一層パジャマと寝具の連動性を高めた眠りのシーンを発信するとともに、よりデザイン性の高い品ぞろえで30代・40代女性の需要も取り込む考えだ。

パジャマの単独コーナー展開
パジャマの単独コーナー展開

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